2023/01/23 18:07
寒いですね。
今週からまだまだ寒くなるみたいです。
その影響か、ヘビーアウターの売れ行きが順調です。
一方自分は、そろそろと春物の準備をしています。

ブリーチと後染めで独特な色味になったGジャン。
こちらマジでオススメです!
新品では絶対にお目にかかれない、
古着ならではの味を楽しんでみてください。
2着仕入れていて、
どちらも男女どちらでも着用できるサイズです。
よろしくお願いいたします。
さて、タイトルのお話です。
ただ頭ごなしに嫌っているのではなく、きっかけになった事件がありまして。
まあ、前にもブログでお話しした、
JAM退職後に勤めた店の嫁が
目に見えない物ばかり大事にするキチガイで
ああだこうだと小言を言われた事も原因なのですが。
それよりも根本的な、もっと昔のお話です。
22歳か23歳の時だったと思うのですが、友人とある有名な占い師の元にお邪魔したことがあります。
占って欲しかったわけではなく、社会勉強の一環として「もし納得できなくても、作品で馬鹿にしてやればいい」程度の気持ちで訪れました。
先に受け付けで代金を払うシステムだったので精算を済ませ、いよいよその先生に会う事ができました。
入るといきなり、先生は自分に向かって訝しげな表情を見せ開口一番「ちょっとあなた、近くに来てちょうだい」
言われた通りに前まで行くと、しばらくじっと目を見つめられ
「あなた今日、代金いらないや。占えないから」と言われました。
その先生は「チャネリング」というスタイルを取っているらしく、
タロットや水晶など使わずに、意識の集合体にアクセスする事でその人の「あらかじめ定められた未来」を見るのだそうです。(ハア?ですよね。)
人間は産まれた瞬間から既に、何歳で何が起こって誰と友達になって、何歳で死ぬかが全て決まっているとの事です。
そしてその先生曰く、「タロットや水晶を使ったり、生年月日を聞くタイプの占い師は全部インチキ、詐欺!」だそうです。(ああそうですか、ですよね。)
そして、先生が私の「あらかじめ定められた未来」を見た結果、19歳から先が何も見えない、わからない、との事でした。つまり自分は19歳で死んでいなければいけなかったとの事です。
確かに自分は19歳の時、腎臓の病気で生死の境を彷徨った事があります。正直その時に一度、命を諦めていました。
当時はまだ、自分の劇団でコメディをやっていた事もあり、そういう暗い過去は隠していたので、身内しか知らない筈の話でした。
それを言い当てられたので、その先生の話を「今日だけは」信じて見ることにしました。
自分は19歳で大病から奇跡の生還を果たしたのは、イレギュラーだったそうです。
神だか仏だか、それに違い何らかの存在が敷いたレールを逆走している最中なのだと。
せっかく奇跡の生還を果たしたのに、また不安定な生き方をしている。(ちなみに俳優をやっている事も先生には伝えていませんでした)
ようは運命に逆らい続けていると言われました。
そしてこうも言われました。
「今後、占いやそれに近い考えを押し付けられる時が来たら、全て無視しなさい。
運命に逆らっている人間なんだから、運命に従えば死ぬということ。あなたの運命は「19歳で死んでいなければいけなかった」のだから。レールに乗った瞬間その「おまけの人生」は終了します。」
話は変わりますが数年前、自分は大規模な人間関係の断捨離を行いました。
自分にとってマイナスになりうる人間全てと縁を切り、30人ぐらい連絡先を削除したのですが
今考えれば、そのほぼ全員から占いの話をされた記憶があります。
「最近占いハマってんねーん」とか
「今日はいっぱいお金使った方が運勢がいい日やから」とか
縁を切って正解でした。いずれ私を殺しうる人間だったのですから。
最後に先生はこう言っていました。
「これは自論だけど、そもそも占いにハマる奴なんか信用しちゃダメ。ロクな奴いないよ。」
アンタがそれ言っちゃダメだろ、とも思いましたが、その世界の権威たる人間の言葉だけに重みがありました。
自分は今、29歳。「死んでなければいけなかった歳」から10年が経っています。
今年に入りまた心と体を病みつつありますが、何とか生きてはおります。
理由はわかりませんが折角得た「おまけの人生」。
死ぬまで楽しく居ようと思います。
だから、私に
「目に見えない物」の話は
しないでくださいね。