2023/06/02 13:54

こんばんは。
この度、新事業を始めたのでご報告します。
演劇活動を行う劇団さんや
個人の役者さんへの
衣装提供・レンタルになります。
詳細はこちら
あくまで目安ですが、
メンズスーツ一式(ジャケット、スラックス、シャツ、ネクタイ、革靴)
を約3000円前後で揃えられます。
私自身も、過去に役者をやりながら劇団を主宰をしていた事がありました。
その際、衣装代を捻出したり、
衣装に関心の無い同業者をコーディネートするのに苦労した経験があるために、
このサービスを始めました。
舞台作品や映像作品などの創作にぜひお役立て頂けますと幸いです。
まずはお気軽にご連絡くださいませ。
この販売形態を始めるにあたり、
必要な免許も取りましたし、
然るべき手続きも済ませてあります。
というか、昨年末の時点で済ませてました笑。
本格始動しなかったのはめんど…じゃなくて、
まあ色々ありましてね。
本音を言うと、こういった卸に近い業態を運営するための
在庫数に不安があったので日和っていた、
と言うのが主な理由です。
そろそろ在庫も揃ってきたし、
もし劇団さん・役者さんのリクエストにお応えできない場合でも
すぐに目的の品物を仕入れられるルートも確保できています。
万全の状態で始めておりますので、
安心してご連絡ください。
で、めちゃめちゃ話は変わるのですが、
「ヒップホップを全く聴かなくなった」
ということを語ラッチさせてもらっても
いいっすかね。
ちょっと語ラッチさせてもらいます。
まあ、お店の名前に「エゴトピア」と付けていることからも
伝わる方には伝わると思うですが、
私はヒップホップが大好きでした。
もともと中学生の時に友人から
ブッダブランドを教えてもらって、
そこからヒップホップを聴くようになりました。
世代的にフィアスコやカニエ、
国内だとコンクリートグリーン全盛期で
フェイクIDで地元のクラブに出入りしたり、
狂ったようにレコード屋に通っては古い盤を勉強したりしていました。
それこそ、世代的な作品だけでなく
「さんぴん」より前に発表された貴重なヴィンテージCDや、
00年代前半のR&B全盛期のチキチキビートなんかも
ごろごろ持ってました。
そもそも古着を好きになった入り口も
ヒップホップのカルチャーからで、
90~00年代の不良っぽいストリートファッションを
ディグするようになったのが
ヴィンテージを好きになるきっかけでした。
ノリキヨさんとかシーダさんとかに憧れて、
ファッションや生活を真似してみたりしていました。
そんな生活を20代後半まで続けていました。
古着、プロレスに並ぶ
私の人生を彩った大きな要素でした。
そんなヒップホップを聴くことを
一切やめました。
明確な理由が2つあります。
1つは少し前、
家から近い場所にストリート系のセレクトショップが
オープンしたとのことで、
同じくヒップホップが好きな同業の先輩と
偵察に行ったんです。
置いてある商品は「まあ、まあ」という感じだったのですが、
問題は店内のBGMでした。
「ヒップホップの名を借りたポップソング」
みたいな音楽の典型のような曲が流れてて、
いや、別に「ポップソングの中にラップがある」程度ならいいんですよ。
そこに「ストリート」が感じられれば普通に「かっこいい」と思えるんです。
ただそのお店のBGMは全て、
いわゆる「チル系」みたいなのでまとめられてて
正直、吐き気がして途中で店を出ちゃったんです。
少し後で同行した先輩も出てきて、
やっぱりBGMの話になりました。
「あの曲なんですか?吐き気しましたわ」
「ああ、俺も。あれは〇〇っていうラッパーやで」
「ああ、名前は知ってるっす」
「バトルとかにも出てて、若い女の子には人気みたいやね」
「きもいっすわ」
的な会話をしました笑。
変な流行り方をする前のヒッポホップ界隈って、
本当に「一部のマニアのためのもの」みたいな
閉鎖的なコミュニティだったんですよ。
それが今や、不良文化とは真逆みたいな
大人しい女の子でも簡単に触れられるカルチャーになってしまったみたいで
その現実に対して、強烈な嫌悪と吐き気を覚えたんです。
ラップバトルの現場でも「暴動・暴力、当たり前」
みたいな時代を知ってる世代の私からすれば、
先の〇〇なるアイドル然としたラッパーが
普通に出ているのが
軽いカルチャーショックだったのもあります。
それに、後になって〇〇のSNSを見る事があって、
その時にバトルのことを「作品」「音楽」
と言っていて、さらに吐き気を覚えました。
ああ、俺みたいな古いB-BOYが
もう触れちゃいけない文化になっちゃったんだなって笑。
この1つ目の理由で
「最近のヒップホップを聴かない理由」が出来た訳ですが、
「ヒップホップを全く聴かなくなった理由」にはなりませんよね。
後者の理由は2つ目になります。
同じ意見の方も多くいるっぽいので
1つ目と違ってアーティスト名をぼかさず言いますが、
レペゼン地球が原因です。
「ヒップホップの世界で面白い動きをしている」
「理想的な売れ方をしてる」
みたいな意見を、各所から散見したので、
私も一度、しっかり触れてみたんです。
結果、ヒップホップが全部嫌いになりました笑。
あんな気持ち悪いグループを
業界はチヤホヤしてきたの?
YouTube活動で名をあげながら
「アーティスト」を語ってきた彼らを
みんな放置してきたの?
などなど考えていると、
馬鹿らしくなってきたんですよね。
もともとレペゼン地球は嫌いでした。
あれをヒップホップの入り口にした若い世代は騙されてる。
あれは断じて「ヒップホップ」じゃありません。
「すべての元凶はここなんじゃないか」
とも思いました。
ヒップホップが全部嫌いになりました。
正確に言うと「日本のヒップホップ」が
全部嫌いになりました。
アメリカのはまだまだかっこいいなと思います。
という話です。
皆様それぞれ感性があって、
何に「かっこいい」と思い
何に「ダサい」と思うかは、
皆様次第だと思うのですが、
少なくとも自分はそう感じました。
もう、無理です。
という、偏見マシマシ語ラッチでした。
お目汚し、失礼いたしました。