2024/10/13 16:58
こんにちは。
私自身、いまやお笑いや芸能に全く興味がない上、IQが下がりそうなのでゴシップも読まないのですが、
先日、Aマッソ加納さんの件についての噂を耳にし、
該当の記事やYouTubeに溢れかえっているくだらない動画に目を通しました。
結論から言うと「加納さんが黒幕な訳がねえ!」
という事を今日は言いたいのです。
今はお笑いに全く興味がない私ですが、
元々芸人をやっていて、その後舞台俳優に転向しました。
芸人を辞めた後は、もう芸能と関わる気はなかったのですが、舞台俳優に転向したきっかけは加納さんでした。
以下、過去に私が書いた記事からのコピペです。
"そこまで仲良くはなかったのですが、ずいぶん可愛がってもらいました。
同期なのに「可愛がってもらった」は変ですけど、まあ4歳上の姉ちゃんですから笑。
下積み時代、先輩方のライブや寄席の手伝いに駆り出されていたのですが、
他の同期たちが真面目に働いている中、私は客席の後ろの方に隠れて、
先輩方のネタを見ていたんです。
そこに、先に加納さんもいましたね笑。
いわばサボり仲間でした。
加納さんは当時すごく尖っていて、芸人仲間にも笑顔すら見せない人だったのですが、
私のことはまるで、子供に語りかけるような喋り方で話してくれました。
好きな芸人さんや、どんな生い立ちだったのかとか、いろんな話をしました。
仕事をサボりながら。
それから2年立った頃には、Aマッソは事務所にプッシュされていて
底辺でくすぶっていた私とは、会う機会もかなり減りました。
事務所内でのネタ見せ会で、お互いネタを見る機会はあったのですが、
ライブで共演する機会はほぼゼロでした。
そして私は3年目の時に、芸人を辞める決心をするのですが、
たまたま事務所で加納さんとすれ違った時に
「今日の夜、時間ある?」と言われて、
食事に誘われました。
たしかJR難波の構内にあるファミレスだったと思います。
話したことはあったけど、二人で食事に行くのは初めてだったので
内心ビクビクしてましたね。
そもそも、女性と二人っきりというシチュエーションに慣れてなかったものですから。
加納さんは
「せっかく才能あるのに、芸人辞めるなんか言わんといてよ。」
と言いました。
そうです。引き留めてくれたのです。
加納さん自身、深く関わってきた同期がヒコロヒーだけだったようで、
こういう話をするのが初めてだったようで、かなり言葉を選んでいるように見えました。
というか、私よりも加納さんの方が緊張してました。
ただ自分は、ネタを作るのは好きだったのですが、
私自身、もともとユーモアのある人間ではないもので。
どうも面白いことを考えるのが不得手だと気付いてしまい、
もう芸人を続けていくモチベーションがなくなっていました。
それでも、面白いネタが書けて、事務所にも推されている
正真正銘の天才・加納さんに認めてもらえたのは嬉しかったです。
事務所お抱えの作家さんや、たまに来る大物評論家さんに褒められるよりも、
加納さんにネタを褒められたのが、人生で一番嬉しかったです。
私の意思が硬いことを知ると加納さんは、
「せっかく構成力とか語彙力とかあるんやから、
お笑いじゃなくてもいいやん。
たとえば、演劇の脚本とか書いてみれば?」
と言ってくれました。
そうか、その手があったか!
それで結局、私は20歳の時に一から演劇を学び、
足を使って仲間を集め、自分が主宰の劇団を作ることになりました。
加納さんに示してもらった道で、その後8年生きていくことになります。
大成はできなかったものの、演劇で作品賞もいただけたり
多くの方々と出会えたりと、
それなりに充実した日々でした。
もしあのとき、加納さんの言葉がなければ、
今とは全く違った人生だったと思います。
まあ、いずれ古着屋にたどり着いていたかとは思いますが。"
今は全く接点がない為、現在の加納さんがどんな交友を持ってどのような人格なのかは
私の知るところではないのですが、
少なくともゴシップにあるような「くだらない事」をして楽しむような人ではないと思うのです。
ゴシップや動画のコメント内で、心無い言葉を多数目にしました。
とても心が苦しいです。
私が声をあげたところで、何か状況が変わるとは思えませんが、
是非辞めてあげてほしいなと思います。
有名税といえば聞こえはいいですが、あまりに理不尽すぎます。
私は加納さんの事を「恩人」だと思っていますし「優しい人」だとも思っています。
だから、辞めてあげて下さい。
よろしくお願いします。
あ、あと、
ついでにエゴトピアで古着も買ってやって下さい笑
ネット販売の中では安くヴィンテージを出している自負があります。
ついででいいので、見ていってやってください。